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SEOはキーワードサジェスト選定が命
Web集客の最重要課題であるSEO対策(検索エンジン最適化)。SEOを攻略するためには何よりもまず、キーワードサジェスト選定に気を使わないとなりません。
運営するサイトやブログのコンサプトにマッチした検索キーワードを選定し、検索エンジン経由で読者を呼び込むような記事を書かない限り、サイトのPV数は伸びないでしょう。
とはいえサイト運営の初心者は「そもそもどんなキーワードを選んだらいいのか?」すらわからない状態の人が多いのではないでしょうか?
そんなSEO初心者はぜひ、キーワードサジェストツールを活用することをオススメします。
キーワードサジェストツールを上手に活用すれば、SEO初心者でもWeb制作のプロでも関係なく、検索経由のアクセスを安定的に供給できる「お宝キーワード」を発掘することができます。
そして、これからキーワードサジェストツールを使うと考えている方には、ぜひ「Ubersuggest」を使ってみることをオススメします。
Ubersuggestで大量のお宝キーワードを発掘する
Ubersuggestは、特定のキーワードとそれに関連するサジェストを大量に発掘することができるツールで、キーワードの検索ボリュームやSEO上の難易度までを全て数値化してくれるキーワード発掘ツールです。
・完全無料で使える
・使用制限なし
という、有料のものが多いキーワードサジェストツールの中で、群を抜いてコスパの良いツールです。SEO対策を始めたい初心者でキーワード選定に悩んでいる方は、まずはUbersuggestを導入することから始めましょう。
(※2020年2月時点で全ての機能を使うためには月額1000円の有料プランへの導入が必要になりました。ただ、有料プランでもコスパは抜群にいいです。)
そもそもサジェストって何?
さて、ここまでで頻繁に出てくる「サジェスト」という言葉ですが、そもそもどんな意味のものかわかりますか?
例えば画像のように「電子レンジ」とGoogleの検索窓に入力してみると、「電子レンジ 価格」「電子レンジ 掃除」「電子レンジ おすすめ」と言った関連キーワードが表示されます。
この検索候補を「サジェスト」と呼びます。サジェストは検索ワードで多く使われている組み合わせを表したもので、ユーザーがどんな情報を求めているか?その需要が現れています。「サジェストを理解する=ユーザーのニーズを理解する」ことなので、初期段階でアクセスを集められそうなサジェストを知ることが、SEO対策のキモになるということです。
Ubersuggestで分析できる4つのデータ
Ubersuggestでは、以下の4つのデータを検索結果として表示してくれます。
②CPC(Google広告のクリック単価):キーワードで広告を表示した時、1クリックあたりいくらかかるか?
③PD(有料検索の競合難易度):広告で表示する場合の難易度④SD(SEO難易度):SEOで上位表示を取れるか?その難易度
SEO対策をする上で特に重要なのが①と④のデータです。②③はSEO対策ではほとんど利用しないので無視してもOK。データの扱い方については後ほど詳しく解説します。
Ubersuggestの3つのメリット
ではサジェスト発掘になぜUbersuggestを活用すべきか?その理由をお話ししていきます。Ubersuggestの導入には大きく分けて3つのメリットが存在します。
メリット①:キーワードを大量に抽出できる
まず一つ目のメリットはキーワードを大量に抽出できるということ。例えば画像は実際のUbersuggestの検索画面をキャプチャーしたものですが、「電子レンジ」と入力して検索ボタンを押すだけで、484個の関連サジェストを表示してくれています。
このように書きたいブログ記事のテーマに合わせた関連キーワードを簡単に抽出することができます。
(ちなみにこの検索結果は、Googleのキーワードプランナーと呼ばれる検索広告用のツールを元に表示されたものなので、実際のGoogle検索の結果を正確に表したものです。)
メリット②:検索ボリューム(VOL)がわかる
2つ目のメリットは抽出した検索キーワードの検索ボリュームがわかるということ。
前述した通り、画像のように検索ボリューム(月間)を数値化してくれるので、上位表示された時のサイトに流入してくるPVを、大まかに予測することができます。
メリット③:キーワードごとにSEOの難易度(SD)がわかる
3つ目のメリットはキーワードごとにSEOの難易度がわかること。
ただ検索ボリュームをデータとして出すだけであればその他の無料ツールでもできますが、Ubersuggestが便利なのはそのキーワードのSEO難易度をデータとして出してくれるところです。
画像のSDという数値がSEO難易度を表します。SDは色分けされていて、赤>黄>緑の順番で上位表示される難易度が高くなります。
上位表示を狙いやすいキーワードが一目瞭然ですから、競合の多いキーワードの記事を書いてしまって全く読まれずストレス、なんてことを避けられるようになります。
Ubersuggestでキーワードを抽出してみよう!
では、実際にUbersuggestを使ってキーワードの抽出をしてみましょう。
手順と、僕が実際に検索を行う際の設定を紹介します。
ステップ1:検索キーワードを入力
Ubersuggestのページ(URL)にアクセスしたら、検索キーワードを入力します。この時、調査対象の国が「日本」になっていることを確認してください。
ステップ2:「キーワード候補」をクリックする
検索結果が表示されたら、より詳しいサジェストを見るために「キーワード候補」をクリックしましょう。
ステップ3:検索条件を調整する
「キーワード候補」をクリックするとキーワードの関連サジェストが複数表示されまずが、このままだと数が多すぎます。そこで、検索結果を絞りましょう。
「フィルター」部分をクリックすると、より細かい検索条件を絞ることができます。(検索条件のオススメについては後述します)
ステップ4:検索キーワードをCSVで保存する
最後に検索結果をデータに出力しましょう。「CSVで出力」をクリックするとCSVデータとして検索結果を出力することができます。
(出力したデータが文字化けしてしまう場合は、Googleドライブにアップロードして閲覧すると文字化けせずに読むことができます。)
Ubersuggestでお宝サジェストを発掘するためは?
検索キーワードを探す際は「検索難易度がそこまで高くなく、かつ検索ボリュームがそこそこあるキーワード」を探すのが大切です。
そこでUbersuggestでフィルターを使って検索キーワードを絞ってサジェスト候補を探すのがオススメですが、この時「検索ボリュームが1000件前後でSD(SEO難易度)が34以下(緑色)のキーワード」を検索条件を絞って探すと良いです。
こうすることで、上位検索の難易度がそこまで高くなく、かつ検索流入を取ることが可能な検索キーワードを手間なく発掘することができます。(もちろんその時のGoogleアップデートの状況や運にも左右されますが・・・。)
ちなみに筆者が過去に作成したブログのデータで言うと、上記の条件のキーワードで検索1位を取れれば月間で500PVほどの検索流入を獲得できるようになります。
まとめ
・検索キーワード候補を探すにはUbersuggestを活用しよう
・検索ボリューム(VOL)とSEO難易度(SD)でお宝キーワードを探そう
・検索ボリューム1000件前後かつSD34以下のキーワードがオススメ
以上です。
本記事があなたのSEO対策の助けになると嬉しいです。
東出タロウ
追伸
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