「ブログが思うように書けない」と悩んだことはありますか?
この記事では業界10年目のライターが「ブログが書けない」と悩む人に向けてどうやって解決すればいいのか?をまとめて紹介していきます。
目次
どんなブロガーでも一度は悩む「ブログが書けない」
どんなブロガーでも一度は「ブログが書けない」という悩みに直面することがあると思います。書いているうちにだんだんと自信がなくなってきたり「本当にこの記事読まれるのかな?」と不安になったり。いわゆるスランプというやつ。そんな経験をしたことがあなたもあるのではないでしょうか?
実は僕も、当記事を書いている今現在、絶賛スランプ中です(笑)
ライターとして10年ほど活動していますが、そんな人間でも割とスランプになったりします。
僕の場合、だいたいブログ記事を30記事書いたくらいの周期で「きちんと記事が書けてるかわからんなぁ」と感じるのですが、今まさにその感覚を感じながら記事を執筆しています。20記事〜30記事ほど書くと微妙に内容が似た記事が増えてくるので、方向性を再確認しながら書いているといった感じでしょうか。いまいちスラスラ書けない感じです。
そんなスランプ中の僕ですが、なぜブログが書けなくなるのか?またスランプを脱出するにはどうすればいいか?頭の中を整理しながら当記事にまとめていきたいと思います。
自身の思考の整理が目的の記事ですが、同じようにブログが書けないことで悩む人たちのヒントになれば嬉しいです。
ブログが書けなくなる理由
まず、そもそもどうしてブログが書けなくなるのでしょうか?僕はライターという仕事柄、時々ブロガーさんの記事添削をしたりすることがあるのですが、スランプになってしまうブロガーさんはだいたいこんな理由で書けなくなるパターンが多いようです。
・記事を書いてもPVが伸びずモチベーションが下がる
・自分の意見を批判されるのが怖い
・ちゃんと書けているのか不安
・誰かが書いた記事のマネになっている気がして自信がない
・ブログのネタが切れてしまって書けない
etc
他にも色々な理由はあると思いますが、まとめると「自分が書く記事に自信を持てない」ことが原因であるケースが多いみたいですね。確かに自分の記事に自信を持てない気持ち、良くわかります。
Googleで調べると独自の視点を元にユニークなまとめ方をした面白い記事をたくさん見つけますし、Twitterでは毎日のように「〇〇円の収益が出ました!」と有名ブロガーの収益報告が上がってきます。
雲の上のトップブロガーたちと比べてしまうと、どうしても自分の記事がショボく見えてしまう。比べれば比べるほどどんどんモチベーションが下がっていき、ブログが書けなくなってしまう。そんな泥沼状態になってしまうブロガーさんがたくさんいます。
もし、あなたが底の見えない泥沼にハマってしまっているのであれば、一つ覚えておいて欲しいストーリーがあります。「出せない手紙」という話です。
(ちなみにもしも「ネタ切れが原因で記事が書けない」ということで悩んでいるなら、ぜひ以下の関連記事を読んでみてください。)
【関連記事】
ブログのネタ切れを回避する簡単な3ステップ
「出せない手紙」という逸話を知ってますか?
コピーライターの中で語られている逸話に「出せない手紙」というのがあります。こんな話です。
ある、アメリカの大手広告代理店に務めるトップコピーライターがいました。
彼はとある企業から多大な予算を受けとってある商品のセールスページの執筆を依頼されたそうです。市場調査のためにコストをかけ、時間をかけて情報を分析し、何度も何度も原稿を書き直しながら、やっとの思いで一本のセールスレターを書き上げました。
しかしセールスレターの原稿を書き上げた彼は、その原稿を誰にも見せることなく、自分のデスクにしまってしまったそうです。
仕上げた原稿に自信がなかったのか、それとも納得いかなかったのか、理由はわかりませんが、一流のコピーライターが時間をかけ書き上げたセールスレターは世間に出されることなく封印されてしまいました。
で、この話から何を伝えたいのかというと「どんなに優れた一流のライターが書いたセールスレターも、お客に読んでもらえなければ1円の利益も産まない」ということ。
どんなに優れた文章も、読者に読んでもらわなければ何も起こらないということです。
公開するまで評価が決まらないのがブログ
ブログは公開して誰かに読んでもらうまで、評価が決まりません。評価を決めるのは公開された記事を読む読者やGoogleです。登校前の記事には1円の価値もありません。
たとえばリサーチをバッチリして自信満々で書き上げた記事でも全く読まれないなんてことはよくありますし、逆に夜中に一杯やりながら酔っ払った勢いでテキトーに仕上げた記事がたくさんの人に読まれてバズった、なんてこともよくあります。
・誰にも読まれないかもしれない
・批判されるかもしれない
・自分の書いた記事に需要なんてあるのか
ここで挙げた不安や悩みは、誰かに記事を読んでもらうまではただの妄想でしかありません。公開されて初めて書いた記事は価値を持ち始めます。もし公開された記事が誰にも読まれなかったとしても、書き直すかSEOやSNSでの集客を学んで読んでもらう方法を試せばいいだけの話です。
妄想にとらわれて記事を書けずに公開できない、というのは何だか勿体無いですよね。ブログ記事が書けないと悩むくらいなら、どんな記事でもいいから書いて公開してしまった方が結局は後々になってトクだと僕は考えています。
「ブログが書けない」の解決策
では実際「ブログが書けない」時にどんなことをすればいいのか?僕が普段とっている解決策をいくつかまとめて紹介します。
「ブログを書く」以外の選択がない環境に行く
周りに漫画やゲーム、TVなどの誘惑があるとなかなかブログに集中できません。カフェやファミレスなどの場所へ場所を移動して、ブログを書く以外の選択肢がない環境を用意するのはオススメです。
僕の場合は電源とWifi完備の近所のカフェを3つほど発掘して、ローテーションで執筆作業をするようにしています。自分に甘いので、すぐにYouTubeやゲームに逃げられる自宅では基本的に記事は書きません。
強制力が働かないと、人はすぐにサボります。パソコン1つだけ持って書くこと以外の選択肢を削ると、どうあがいてもブログを書くことしかできなくなるのでオススメです。
気が乗らなくても書き始めてみる
「気が乗らなくてもまず書き始めてみる」のはかなり大切です。ブログを書く時に一番ツライのは書き始めのタイミング。ですが書き始めると意外とスラスラ書けてしまったりします。
僕もこの記事を書き始めた時は気が重かったのですが、書き始めるとアタマが回転し始めて「あれも書きたいなー!いやこの話も必要!」とどんどんアイデアが浮かんできて気づいたら記事もほとんど書き終わっていました。
ブログが書けないと悩んでいる方は「悩んだら最初の10行をまず書いてみる」を習慣化してみてください。始めができれば意外とすんなり書けたりしますよ。
時間を決めて途中でも公開する
もう一つオススメなのが「執筆時間を決めてその時間が来たら途中でも公開する」ことです。終わりを決めずダラダラ書いていると時間がかかるばかりで、コスパが悪いです。ブログは公開するまで評価が決まらないのですから、潔く公開してしまうのも大切です。
たとえば1記事にかける時間を1時間までと決めて、時間がたったら途中でも投稿してしまいましょう。
別に途中でも大丈夫です。記事の最後で「続きは明日書きます」と一言断ってあとで書き加えてもいいですし、続きを別の記事として投稿しても良いでしょう。
自分で締め切りを決めると思いの外執筆が捗りますよ。
まとめ:自信は後から付いてくる、まず書き始めてみよう
「ブログが書けない」という悩みについての僕なりの見解と解決策をまとめましたが、一番伝えたかったのは「書いて公開することでしか記事への自信は身につかない」ということです。
書く→公開する→読んでもらえるorもらえない→課題を見つけて次の記事を書く
このサイクルでしか自信は身につきません。
書けないと悩むより、クオリティなど気にせずどんどん記事を書いてみましょう。気づいたらブログが読まれるようになり、書くスキルも上達しているはずです。
では、最後まで読んでいただきありがとうございました。
東出タロウ
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