こんにちは。東出タロウです。
今回は「ブログを書く上で最低限意識したい4つのこと」をテーマに記事にまとめていきたいと思います。ブログを始めたての初心者向けの記事ですね。
ブログの書き方について厳密にルールは存在しません。基本的には自由に書いてOKなのですが、自由だからこそ初心者ブロガーには
・もっと正しい書き方があるんじゃないの?
・このまま書いていいのか不安…
なんてネガティブなイメージをしてしまう人も多いかもしれません。
ブログを書く作業は、パソコンやスマホとにらめっこの孤独な作業が基本。誰か教えてくれる人がいるなら別ですが、基本的には試行錯誤しながら自分なりの正解を見つけないといけません。
僕はライターとして過去に500本以上の記事を執筆し、現在も文章スクールで月に20名以上の方のブログ記事を添削し続けています。
そんな過去の経験から、今回「最低限覚えておきたい4つのルール」を記事にまとめることにしました。
ブログを書く作業は孤独で自分一人の力で切り開かなければならないからこそ、きちんとした基本のポイントを知ることが大切。逆に基本のポイントさえ知っていれば初心者でもスムーズに記事を書くことができるようになります。
これからブログを立ちあげる人、記事書きに悩んでいる初心者ブロガーはぜひ参考にしてみてください。
目次
まず100記事書け!はウソ?ホント?
本題に入る前に、よくブロガー界隈で「初心者の壁を超えるにはまず100記事書くべき!」という話題が上がります。これって本当でしょうか?それともウソでしょうか?
色々な有名ブロガーがこれに対して意見を述べていますが、東出の意見は「100記事書くのは賛成、でも効率の良いやり方はあるよ」です。
まず、100記事書くことには基本的に賛成です。
僕は書くという行為は「習うより慣れろ」でしか上達しないと考えています。書けば書くほど上達するもの。初心者の段階ではクオリティの高い記事を書けるようになるまでは、数をこなして慣れることが大事です。
また、ブログをビジネスで活用するなら、記事数が多ければ多いほど基本的には有利です。100記事あるブログよりも200記事あるブログの方が、アクセスを獲得できるチャンスが2倍に増えます。
確かに10記事ほどしかない小規模なブログでも収益をあげているものはたくさんありますし、少ない記事で売上を伸ばす方法も存在しますが、それは経験やスキルが高まってからやるべきことです。
まずは数をこなして慣れるべきですが、何もがむしゃらに記事を書きまくれ!という話でもありません。
例えば「今日は焼肉美味しかったー!明日は休み!何しよっかな?」といったブロガーの日常を数行まとめただけの記事をたくさん書いて100記事達成しても意味があまりないです。
個人のブログだから好きに書いてももちろん問題はありません。ですが「これ誰が読んで得するの?」という生産性のない記事をただ書くのではなく、きちんと読み手に価値のある情報を提供するのが大切。
とはいえ初心者の段階では価値のある情報をまとめた記事を書くのは大変です。コツコツとスキルアップするしか基本的にないですが、とはいえ効率のよいやり方は確かに存在します。
では「より効率よくブログを書いて成長するためにはどうすればいいか?」ですが、僕は大きく分けて4つのポイントがあると考えています。
これからお話する4つのポイントを知るだけでも、成長スピードは格段に変わってきますよ!
①「ターゲット」をまず決める
ブログ記事を書くときにはまず「誰に伝えるか?=ターゲット」を明確にしましょう。これを決めるか決めないかによって、読まれる頻度もブログのPV数の伸びも大きく変わってきます。
多くの初心者ブロガーはターゲットを決めていません。読み手のことを考えず、自分の書きたいことを好きに発信している人がほとんど。ですがそれでは読者は増えませんし、読み手がファンになってくれないです。
逆にターゲットを明確にするだけでも、記事のクオリティが格段に上がります。
例えばですが「きのう渋谷にある焼肉屋さんで食べたカルビが美味しかった」といったテーマの記事をあなたが書きたいとしましょう。
この記事を書く前に「誰に伝えるか?」そのターゲットを以下のように設定したとします。
ターゲット像:渋谷にある美味しい焼肉屋の情報を知りたい
すると、ターゲットが知りたい情報がこんな風にイメージできます。
・場所
・価格(予算)
・メニューの種類
・店の内装、シチュエーション
・味
・店の電話番号
あとはこれらの知りたい情報を意識して記事を書くだけ。
ターゲット像を明確にせずに記事を書き始めると「昨日食べた焼肉が美味しかった」というただの日記で終わってしまいますが、ターゲット像を明確にしてから記事を書くことで、焼肉屋の情報を体験談も交えながらわかりやすくまとめた良質な記事に仕上げることができます。
ブログ記事の基本は「読者に価値ある情報を提供できているか」です。
ターゲットを明確にして、「読者の知りたい情報=価値ある情報は何か?」を意識してから記事を書き始めるだけ、記事のクオリティは格段に上がりますよ。
②タイトルに検索キーワードを入れる(SEOを意識)
タイトルには必ず「検索キーワード」を入れるようにしましょう。これ、かなり大事です。そもそも検索キーワードをタイトルにいれないと、読者がブログにたどり着けませんからね。
例えば先ほどから例にあげている焼肉屋さんの記事を書くとき、初心者はこんなタイトルをつけてしまいがちです。
美味しい焼肉食べました!
間違ってはいないんですが、タイトルでは検索キーワードを交えつつできるだけ具体的に書いてあげるのが大切です。
例えばこんな感じ。
渋谷で焼肉食べるならここ!カルビが絶品の〇〇(店舗名)
こうすれば渋谷の焼肉屋さんについて書いたことが一目瞭然ですし、「渋谷 焼肉」や「渋谷 〇〇(店舗名)」といった検索キーワードで検索したユーザーに、ブログを読んでもらいやすくなります。
ちなみに検索キーワードの選び方については正しいやり方があるんですが、初心者のうちは「ターゲットはこんな検索キーワードで情報を探してそうだな」ということを意識するだけでもOKです。
(※検索エンジン最適化(SEO)を意識したキーワードの選び方については、また別の記事でまとめようと思います。)
③とりあえず公開してみる精神
①②では記事を書くテクニカルなお話をしましたが、③はマインドのお話。
初心者ブロガーに意識して欲しい記事を書くためのマインドが「とりあえず公開してみる精神」です。完成した記事は、クオリティとか文字数とかは気にせず、とりあえず公開してみるのが大切です。
なぜこれが大切かというと「公開するまで記事が読まれるかわからないから」です。
ブログを書いていると、めちゃくちゃ時間をかけて書いた自信満々の記事が全く読まれなかったり、逆にテキトーに書いた記事がものすごくPV数が伸びて大量のコメントが入るみたいな現象がよくあります。
つまり記事の良し悪しを決めるのは読者であって、ブロガーではないということです。良い記事かどうかは公開するまでわからないのだから、完成したらさっさと公開してしまいましょう。
④完璧である必要はなし!
これは③にも関連するマインドなんですが、ブログ記事には完璧を求めないほうが気持ちが楽です。そもそも完璧な記事を書くことは不可能だと思いましょう。
ある程度記事を公開し続けると、良質な記事の傾向がわかるようになってきます。
・PV数の伸びやすい記事のジャンル
・コメントが多く入る記事のジャンル
こういったデータが集まるようになれば、だんだんと記事の書き方のコツが掴めるようになってきます。コツがわかってから、公開済みでクオリティが気になる記事をあとで書き直しても良いです。
「完璧を目指さず完成したらまず公開する」ことを意識すれば自然と数をこなせますし、記事のクオリティも徐々に上がっていくはずです。
まとめ
ではまとめ。
①「ターゲット」をまず決める
②タイトルに検索キーワードを入れる(SEOを意識)
③とりあえず公開してみる精神
④完璧である必要はなし!
初めから上手に記事を書ける人なんていません。
ですが正しいポイントを知っておけばスタートダッシュを切ることはできます。
本記事を参考に、脱初心者ブロガーを目指してください!
東出タロウ
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