ブログのSEO対策で有効なのが「内部リンクの最適化」です。正しく内部リンクを貼ることができればブログのアクセスアップに繋がるのですが、意外とその正しい方法を知っている人は少ないです。
この記事ではSEO対策になる正しい内部リンクの貼り方をステップバイステップでレクチャーしていきます。
最後まで楽しんで読んでください。
目次
内部リンクとは?
まずそもそも内部リンクとはいったいどんなものか、あなたは説明できますか?
内部リンクとは簡単に言うとこんなものです。
同じブログの中にある別の記事をつなぐリンク
同一のブログ内にある、別の記事をつないだリンクを内部リンクと言います。
初心者ブロガーのうちは記事を書いてブログを更新することにいっぱいいっぱいかもしれませんが、記事の更新に慣れてきたら内部リンクを考えながら記事を投稿することを意識してみてください。
なぜなら内部リンクを正しく貼ることにはブログにとって大きなメリットがあるからです。
内部リンクを貼るメリット
内部リンクを貼るメリットは大きく分けて2つです。
メリット1:読者が巡回しやすくなりPVが増える
メリット2:クローラーが巡回しやすくなりSEO対策になる
一つずつ解説していきます。
メリット1:読者が巡回しやすくなりPVが増える
まず、内部リンクを貼ると読者が他の記事を巡回しやすくなります。ちょっと例を挙げてみましょう。
あなたが「カレーのレシピ」について記事をまとめたとします。その時、カレーのレシピ記事と関連が強い記事を作っておいて内部リンクでつないでアクセスできるようにします。例えば「スパイスの選び方」や「野菜の切り方」や「鍋の選び方」などです。
するとカレーのレシピ記事を読んだ読者が「スパイスってどんなものがいいんだろう・・・?」と疑問を持った時に、スパイスの選び方について書かれた記事が内部リンクで貼られていれば、かなりの確率でその記事にアクセスしてもらいやすくなりますよね。
関連記事に内部リンクから飛んでもらえれば自然と読者の滞在時間が長くなり、ブログ全体のPV数が伸びていきます。
カレーのレシピ記事からスパイスの記事へ内部リンクから読者が飛んできて、さらにスパイスの記事から内部リンクで別の記事へ・・・、といった具合に、理論上は永遠と読者をブログに滞在させることができるというわけ。
もちろん途中で読者は離脱しますからあくまで理想論ですが、内部リンクを正しく貼ることができれば、ブログのPV数を増やすことができるのは理解できると思います。
メリット2:クローラーが巡回しやすくなりSEO対策になる
クローラーとは、Googleがインターネット常に星の数ほどあるサイトの情報を収集するために使っているロボットのこと。
クローラーがブログの情報を集めて、その情報を元にしてGoogleが質の高いコンテンツをたくさん用意しているサイトなのかを判断して検索結果に反映させます。
なのでたくさんクローラーに巡回してもらってたくさんブログの情報を集めてもらえるほど、Googleからの評価が上がりやすくなるのですが、そんな時に役立つのが内部リンクです。
関連の強い記事同士を内部リンクでつないでおくと、クローラーが内部リンクを通って次の記事を巡回するようになります。そうするとクローラーにより多くの情報を収集してもらえるので、Googleに正しく評価をしてもらいやすくなるわけです。
図にするとこんなイメージです↓↓↓。
内部リンクの最適化以外のブログのSEO対策については、こちらの記事も参考にしてみてください。
内部リンクの貼り方(Wordpressの場合)
では、実際にどのようにして内部リンクを貼るのか、Wordpressの場合を例にして説明します。(ちなみにWordpress以外のブログでも手順はほとんど同じです。)
といっても内部リンクの貼り方はめちゃくちゃ簡単です。
まず、編集画面で内部リンクを貼りたい画像か文章を選択します。
次に「リンクの挿入/編集」をクリックします。
あとは表示された入力窓に、内部リンクを飛ばしたい記事のURLを入力してEnterを押せばOKです。
ブログ記事の数が増えてくるとURLを把握仕切れないこともあると思いますが、記事のURLがわからない時は検索機能を使って内部リンクを貼ることもできます。URLを入力する際に歯車のアイコンをクリックすると、内部リンクを飛ばしたい記事を検索して選択できるようになります。
ブログの収益性を高める内部リンクの貼り方のコツ
内部リンクを貼る手順は理解してもらえたと思いますが、ただ闇雲に貼れば良いというものでもありません。
SEOに強く収益性の高いブログを作るには、内部リンクの貼り方のコツがあります。いくつか紹介していきます。
同じカテゴリの関連した記事にだけ内部リンクを貼る
まず、内部リンクを貼る場合は「同じカテゴリ内の関連記事に貼る」ことを意識しましょう。料理カテゴリなら料理カテゴリの中の記事、ビジネスカテゴリならビジネスカテゴリの中の記事、といった具合に極力同じカテゴリ内での記事を繋げます。
理由は「関連度の低い記事と記事を繋げると読者が離れてしまうから」です。
イメージしてみてほしいのですが、例えばカレーのレシピについて書いていたのに、急に「ブログでビジネスをする方法」について書かれた記事に内部リンクで誘導しようとしたら、普通に怪しいと感じますよね。
逆にカレーのレシピ記事から「スパイスの選び方」の記事に内部リンクで誘導してくれれば、必要な情報を適切に案内してくれる親切なブログだと思うはずです。
内部リンクは「読者が求めている記事」を案内するのを基本にしてください。
ランディングページ(キラーページ)に内部リンクを貼る
アフィリエイトや自社商品の販売を目的にしたページをランディングページやキラーページと呼びます。内部リンクで積極的にランディングページに誘導しましょう。
ブログの末尾に誘導文を書いて内部リンクを貼り付けたり、サイドバーにバナーを設置するなど、内部リンクを全てランディングページに集めることで収益性を高めることができます。図解するとこんな感じです。
ただ、あまりしつこくランディングページに誘導しすぎるとセールス目的だと思われて読者が離脱してしまうのでほどほどにしましょう。
ちなみに、ランディングページの書き方についてはこちらの記事に詳しく書いていますのでぜひ参考に。
ただ内部リンクを貼るのではなくしっかり誘導文を書く
内部リンクを貼る時は、ただURLを貼り付けるのではなくしっかりと誘導文を書いてから貼るようにしましょう。例えばこんな感じです。
・〇〇についてより詳しく解説している記事はこちらです→URL
・××も合わせて読んでおくとより理解が深まります。詳しくはこちら→URL
誘導文をしっかり書くと読者に内部リンクから飛んでもらう確率を高めることができます。なるべく丁寧にわかりやすく案内をしてあげましょう。
まとめ
最後まで読んでいただきありがとうございました。
内部リンクを正しく使うことができれば、読者に長く読んでもらいPVが伸びるブログを作ることができます。
ぜひ、本記事を参考にあなたのブログの内部リンクを見直してみてはいかがでしょうか。
東出タロウ
コメントを残す