ブログは何も考えずダラダラと更新しても、記事が溜まっていくだけで一向に収益に結びつきません。
ブログでの収益を狙うには戦略が何よりも大切。そしてその戦略の一つが「特化ブログ」と呼ばれる手法です。
僕は自身が運営したもので10サイト以上、コンサル生さんを含めると100を超える特化ブログの収益化に関わってきたのですが、特化ブログの正しい運用ノウハウを理解し実践していけば、ブログをより効率よく収益化していくことができます。
この記事では、特化ブログとはどんなものか?その作り方から稼ぎ方までわかりやすく解説していきます。
- ブログで稼ぎたいけどどんな方法があるの?
- 特化ブログに興味ある!でもやり方がわからない…
- すでに特化ブログやってるけどいまいち収益に結びつかない…
そんな悩みをお持ちの方がすぐ実践できるようにわかりやすくまとめました。
最後まで楽しんで読んでください。
目次
特化ブログとは?
特化ブログと雑記ブログ
まず特化ブログとはどんなジャンルのブログのことを指すのでしょうか?
特化ブログとはブロガーたちの間で生まれた造語なので、明確な定義があるわけではありませんが、この記事では特化ブログを以下のようなものとして定義します。
1つの特定のジャンルを深掘りして発信するブログ
特化ブログとは、あるジャンルを深掘りして情報をまとめたブログのこと。
例えば英会話がテーマであれば英単語の覚え方や留学など、大きな「英会話」というカテゴリがぶれることなくまとめられたブログのことです。1つの情報に特化しているから“特化”ブログと呼ばれています。
で、この特化ブログの対になっているのがいわゆる「雑記ブログ」です。雑記ブログの定義を以下のようなものにしましょう。
特定のジャンルに関係なく、様々なカテゴリのネタをまとめたブログ
特化ブログに対し、雑記ブログは特定のジャンルに限らず、様々なカテゴリのネタを一つのブログにまとめたものです。
例えば英会話以外にも、料理のネタやブログ論、ブロガーの日常ネタなどが“雑多”にまとめられたものを雑記ブログと呼びます。
一つのジャンルを深掘りするのが特化ブログ、浅く広く様々な情報をまとめるのが雑記ブログ、くらいの覚え方でOKです。
特化ブログと雑記ブログどちらをやるべき?
ブロガー界隈でよく「特化ブログと雑記ブログどっちをやるべき?」というテーマで議論が起こります。
ちなみに僕は雑記ブログはほとどんど書いたことはなく、過去のブログは全て特化ブログとして運営し、マネタイズしていました。
雑記ブログもやっていないわけではないのですが、ほとんど趣味としての運用しかしておらず、マネタイズもあまり真面目に取り組んでいませんでした。
というのも、特化ブログはとにかく収益化が簡単なんです。理由は後述しますが、例えばブログを10記事ほど書いた初心者〜中級者ブロガーは特化ブログでの収益化を狙うことをおすすめします。
特化ブログも雑記ブログも一長一短あるのでどちらが優秀という話ではないです。雑記ブログでしっかりと稼いでいる方もたくさんいるので、雑記ブログ否定派というわけでは有りません。
この記事を読んでいる方のほとんどは特化ブログの作り方とマネタイズについての情報を求めて訪問しているはずですから、雑記ブログのことについてはあまり触れずにお話を進めようと思います。
雑記ブログについては、また別の記事でまとめていきますのでいずれ紹介しますね。
特化ブログはやるべきメリット盛りだくさん
僕はブログをこれから始めたい方や、うまくマネタイズできずに困っている初心者以上中級者未満のブロガーには、特化ブログの運営をとにかくおすすめしています。では、一体どんなメリットがあるのでしょうか?
特化ブログのメリット
特化ブログには大きく分けて以下の3つのメリットがあります。
①専門性が高くなるので上位表示されやすい
②記事数が少なくてもマネタイズしやすい
③雑記ブログよりスキルが身につく
①専門性が高くなるので上位表示されやすい
特化ブログはある特定の1つのジャンルに絞った記事をまとめたブログです。結果としてブログ全体の専門性が高くなり、Googleからの高評価をもらいやすいです。
そのため狙ったキーワードで上位表示されやすいという大きなメリットがあります。SEOを意識したキーワード選びさえ正しくできれば上位3位以内に入ることもそこまで難しくありません。
検索エンジンからの集客は、SNSやYouTubeなどの他の媒体からのアクセスに頼った集客よりも、安定的にアクセスを集めることができ、アクセスを安定的に集められればそれだけ収益をあげるのも簡単になるというわけです。
②記事数が少なくてもマネタイズしやすい
特化ブログの場合、記事数が少なくてもマネタイズがしやすいのもメリットの一つです。なぜならブログそのものの専門性が高いため、読者のニーズが明確だからです。
例えば「美味しいコーヒーの淹れ方」をまとめた特化ブログを運営しているとしましょう。豆の焙煎の仕方や引き方、美味しくコーヒーを淹れるために役立つグッズについてわかりやすくまとめたブログです。
では、そのブログに訪問する読者ニーズって何でしょうか?当然「美味しいコーヒーを淹れる方法を知りたい」ですよね。マネタイズするには、読者が求める美味しいコーヒーを淹れるために必要なグッズや書籍をアフィリエイトしてあげればOK。
ニーズが明確なので、雑記ブログと比べて顧客単価が高くなりやすく、少ないブログ記事数でもマネタイズがしやすいです。
例えば僕が運営に関わる特化ブログのほとんどは20記事ほどの記事数で毎月10万円〜20万円ほどの収益をあげており、週に1回ほどの更新でその収益を維持できています。
③雑記ブログよりスキルが身につく
③に関してはやや僕の偏見が混ざっているかもしれませんが、特化ブログはより専門性の強いブログを作るため、雑記ブログよりスキルが身につきやすいです。SEOやマーケティングの知識、コピーライティングのスキルなどに加え、記事を書くためのネタをより深掘りして学ぶ必要があるためです。
一度身につけてしまえば、食いっぱぐれることないスキルがいくつも身につくことも魅力の一つです。
特化ブログのデメリット
とまあここまで特化ブログのメリットばかりお話してきましたが、そんなにいい話ばかりではありません。物事には裏と表があるように、特化ブログにもメリットとデメリットが当然ながら存在します。
①専門性が高くなるため記事ボリュームが多くなる
②記事のクオリティが求められる
③初心者にはややハードルが高め
①専門性が高くなるため記事のボリュームが多くなる
特化ブログはブログ全体の専門性が高くなるので、必然的に記事全体の文字ボリュームが多くなりやすいです。
今僕が更新しているヒガログは個人向けのWebマーケティングやコピーライティングについてまとめた特化ブログですが、どの記事でも最低でも3000文字以上、扱うキーワードによっては1万文字ほどのボリュームでまとめたりします。
「何文字書けばいいのか?」については明確な基準はありませんが、最低でも2000文字は書きたいところです。文字数についてより詳しく知りたい方は、この記事の「SEOの知識②適切な文字数を書く」のパートでより詳しく解説していますので参考に。(こちらをクリック。)
②記事のクオリティが求められる
専門性の高い特化ブログは、文字数だけでなく記事のクオリティも高くないと読まれません。運営するブログの競合ブログを読み込んで、それと同じかそれ以上の記事クオリティを最低限キープしないといけないです。
実体験や具体例をたくさん交えながら、わかりやすくまとめることを心がけるのがコツです。詳しくは「SEOの知識①記事のクオリティを高める」を参考に。(こちらをクリック。)
③完全初心者にはややハードルが高め
①②の理由から、ブログを全くやったことのない完全初心者にはややハードルが高めです。
書くことが好きだったり書くことに慣れていないと、専門性の高い特化ブログの記事はクオリティを維持するのも文字数を稼ぐのも少し辛いでしょう。
少なくともブログを開設して10記事ほど更新した経験がある人が取り組むことをオススメします。
特化ブログ作りに必要な知識とスキルは?
特化ブログ作りに必要な知識とスキルは主に以下の二つです。
・最低限のSEO知識
・セールスコピーライティング
修得すべきスキル①:最低限のSEO知識
特化ブログは検索エンジン経由のアクセスを主に狙うので「SEO=検索エンジン最適化」の知識は最低限持っておきましょう。最低限知っておきたい知識は以下の3つです。
①記事のクオリティを高める
②適切な文字数を書く
③内部リンクの最適化
①記事のクオリティを高める
検索エンジン経由でのアクセスを増やすには、Googleから高評価をもらえる記事を書かなければいけません。高評価を貰うために記事のクオリティを高めましょう。
ここでいうクオリティの高い記事とは「専門的な情報を初心者でもわかりやすくまとめてくれている記事のこと」です。
クオリティを高くするために特別な情報や、大学の教授でないと知らないような専門情報を入れる必要は必ずしもありません。
また、ブログで情報収集をする人のほとんどはそのジャンルについての初心者なので、そこまでマニアックな情報をまとめなくても満足してくれます。求められる専門性はあくまで初心者目線でのものなので、具体的には「そのジャンルの専門書を2〜3冊読んでまとめる」くらいでOKです。
小難しく情報をまとめるのではなく、小難しい情報をわかりやすくまとめて伝えてくれる記事を読者は求めており、読者のことを考えた記事を更新できれば自然とGoogleの評価も上がり検索エンジン経由のアクセスも増えてきます。
②適切な文字数で書く
文字数の多さはGoogleの評価に直接関係はない(と言われている)のですが、Googleは「読者の検索意図に的確に答えている記事」を優先的に上位表示するようにできています。
そのため、必要な情報を網羅している記事ほど上位表示されるようになり、必然的に「情報を網羅している=文字数が多い」記事ほど上位に表示されやすくなる訳です。
ですので「何文字書けばいいか?」を考えるより「読者が求める情報を網羅できているか?」を意識する方が建設的だったりします。
とはいえそれでは抽象的すぎますよね。なので僕が記事を書く際の文字数の基準をお伝えすると「検索して上位に表示されるTop3のサイト以上の文字数」を書くように心がけています。
例えばこの記事は「特化ブログ」という検索キーワードを意識して書いているのですが、執筆当時に上位表示されるTop3のサイトの文字数が5000文字〜9000文字だったので、最低でも10000文字以上は書くように心がけています。
上位3サイトの文字数がそこまで多くない場合(500文字〜1000文字)でも、最低でも2000文字は書くように意識すると良いですね。
③内部リンクの最適化
内部リンクとは、Webサイトの内のページ同士をつなぐリンクのことです。
内部リンクを最適化すれば、クロールされやすくなる(Googleに記事を見つけてもらいやすくなる)ので、Googleに評価されやすいブログの構築に繋がります。
内部リンクを最適化するためのコツですが、同じカテゴリ内で関連性の強い記事同士を内部リンクで結ぶのが良いとされています。
例えば料理ブログで「カレーの作り方」をまとめた記事を書いたとすると、「スパイスの選び方」「野菜の切り方」「材料の切り方」のような関連記事を作成して内部リンクで繋いであげます。
そうすることでユーザーの求める情報を網羅したよりクオリティの高い記事を構築することができます。
修得すべきスキル②:セールスコピーライティング
セールスコピーライティングとは「読者に行動を促すことに特化した文章を書くスキル」のことです。例えばURLをクリックしてもらったり商品の購入を促す時に活用します。
多くのブロガーは記事を書くライティング(コンテンツライティング)は勉強していますが、商品をセールスするセールスコピーライティングを学んでいる人は少数だと思います。
ですが、伸び悩んでいるブロガーやブログで収益をあげたい人ほど、このセールスコピーライティングを学ぶべきだと僕は考えています。なぜなら、有料商品の成約率が圧倒的に変わってくるからです。
ちょっとした例を出してみましょうか。あるラーメン屋を紹介した文章を、普通の書き方とセールスコピライティングを意識して書いたものの2種類で用意してみました。
東京都町田市にある美味しい味噌ラーメン「おやじ」。おすすめです。
詳細はこちら:URL
これをセールスコピーライティングを使った文章に置き換えると以下のようになります。
美味しい味噌ラーメンといえば東京都町田市にある「おやじ」がイチオシ。オーソドックスな札幌ラーメンの名店で、少し甘口の味噌スープに野菜がたっぷり乗っていてボリューム満点。自家製チャーシューとたまご麺を口いっぱいにほおばると、チャーシューの油とスープが麺に絡み合って絶品です。JR町田駅から徒歩10分。一度は足を運んでみてください。病みつきになりますよ。
詳細はこちら:URL
……ね?一目瞭然ですよね。
どちらも「町田にある味噌ラーメン店」という共通の話題にも関わらず、後者の方を食べてみたいと思う人が圧倒的に多いはずです。URLをクリックしてもらえる確率も大きく変わるでしょう。
大半の情報発信者は、前者のような質素なライティングしかできないから、有料商品が成約しないわけです。検索エンジンから訪問してきた読者を逃さず成約に結びつけるためにも、セールスコピーライティングは必修のスキルと言えます。(ちなみに例文には「シーンを再現する」というテクニックを使っています。実際にラーメンを食べるシーンをリアルにイメージさせて読者の食欲を刺激していく訳です。)
セールスコピーライティングについてのテクニックは書き始めるとキリがないので、別の記事でまとめて後ほど紹介しようと思います。
特化ブログの作り方
では特化ブログを実際に作る手順を詳しくお話していきます。特化ブログは大きく以下の5ステップで作っていきます。
STEP1:テーマを設定する
STEP2:キーワードを発掘する
STEP3:ライバルサイトをチェックする
STEP4:記事の執筆
STEP5:マネタイズの仕組みを設置する
一つずつ解説していきます。
STEP1:テーマを設定する
まずはじめに特化ブログ全体で扱うテーマを設定します。テーマ設定のコツは「可能な限りテーマを絞る」ことです。
例えば「大学受験」というテーマを選んで特化ブログを書きたいとしましょう。そんな時は以下のプロセスのように「大学受験」からテーマを徐々に絞ってみてください。
大学受験→関東の大学専門の受験まとめブログ→早稲田大学合格専門の受験ブログ→早稲田大学合格専門の受験英語ブログ
例のように地域や難易度などの切り口を考えて、できるだけテーマを絞ってあげます。「大学受験」をテーマにするより「早稲田大学専門の受験英語ブログ」くらい絞ってあげるとより良いテーマが設定できます。
この話をすると「テーマを絞りすぎると書くネタが少なくなるんじゃない?」という意見をもらいますが、問題はありません。なぜならテーマを絞れば絞るほど読者のニーズが濃くなるので、少ない記事数でも成約しやすくなるからです。
例の場合で言えば「大学に合格したい学生」より「早稲田に合格したい学生」の方がニーズがより濃いため、構築する特化ブログの専門性も高くなりGoogleからの評価ももらいやすくなります。
むしろ「大学受験」というビッグキーワードでは大手予備校やベネッセのような大企業と戦わないといけなくなり、勝ち目がありません。テーマはできるだけ絞りましょう。
STEP2:キーワードを発掘する
テーマ設定ができたら、次に記事を書くための検索キーワードの発掘に移りましょう。検索キーワードはロングテールキーワードを狙うのが基本です。
ロングテールキーワードとは
ロングテールキーワードとは「検索ボリュームは多くないが長期に渡って検索されやすいキーワード」のことです。ロングテールキーワードをグラフで表すとこんなイメージ。
図の黄色部分の領域がロングテールキーワードです。特化ブログの記事は基本的にロングテールキーワードを意識して書いていきます。
例えば以下のようなキーワードは時期に関係なく一定数検索されるロングテールキーワードです。
・〇〇(有名人の名前) 著書
・沖縄 気温
このようなロングテールに対して瞬間的に大量に検索されるキーワードをトレンドキーワードと呼んだりします。上の図の赤で書かれた部分ですね
・〇〇(有名人の名前) 不倫
・沖縄 首里城 火事
トレンドキーワードは上記のような事件や流行に関連する検索キーワードが多く、検索ボリュームは稼ぎやすいですが長く続かない場合が多いですね。
トレンドキーワードは必要?
キーワード発掘の際にトレンドキーワードを狙う必要があるかどうかですが、僕は「ロングテールキーワードのネタがなくなったら取り入れても良い」と考えています。
特化ブログはまず安定したアクセスを確保することを目的にしたいです。1ヶ月限定で10,000PV取れるトレンド記事より、毎月1000PVを安定して取れるロングテール記事を書いた方が長期的なブログ運営を考えると有利です。
瞬間的なアクセスが見込めるトレンドキーワードは確かに魅力的ですが、それは必要なロングテールキーワードについての記事を全て書き切ってから取り組むのが良いでしょう。ロングテールでベースのPVを稼ぎ、特化ブログとしての基盤が整ってからトレンドキーワードに取り組むのが良いですね。
キーワード発掘はUbersuggestがオススメ
キーワード発掘についてはUbersuggestを使うのがオススメです。狙いたいキーワードを入力すると、検索ボリュームやSEOの難易度を数値化して教えてくれる、ブログ運営には欠かせないツールです。もともと無料で全ての機能が使えたのですが、2020年からは全ての機能を使うには月額1000円のコストがかかるようになりました。それでもコスパはかなり良いですね。
Ubersuggestの使い方などは以下の記事を参考にしてください。
【参考ページ:Ubersuggestの使い方】
https://higalog.info/2020/02/09/ubersuggest-tsukaikata/
STEP3:ライバルサイトをチェックする
キーワードを発掘したら、実際にGoogleで検索してみてライバルサイトの記事をチェックしましょう。上位3サイトは最低でも読んでおきたいところです。文字数や記事のクオリティ、どんな構成で書かれているかをチェックします。
STEP4:記事の執筆
ライバルサイトよりクオリティを高くするのが基本
ライバルサイトのチェックをしたら、記事の執筆に移りましょう。記事を書くときはライバルサイトの記事以上のクオリティに仕上げることを意識してください。ポイントは3つです。
・ライバルと同じ、それ以上の文字数で書かれているか
・ライバルが書いている内容は最低限網羅できているか
・ライバルが書いていない独自の情報が書かれているか
SEOのパートでお伝えした通り、検索Top3のサイト以上の文字数を書くことを心がけてください。
そして大事なのが「ライバルが書いていない独自の情報を書いているか?」です。商品のレビュー記事であれば実際に使用した感覚や、あなたの立場(サラリーマンや主婦)だからこそ気づける商品の使い心地など、あなたでしか語れない情報を入れてあげます。
そうすることで、記事の内容を差別化することができます。
記事数はどれくらい必要?
収益化までに必要とされる記事数に特に決まりはありません。100記事書いても収益化しない人もいれば、10記事程度書くだけでサラリーマンと同じくらいの収入を得る人もいます。
ただ、後者のような少ない記事数で収益をあげるには、ある程度の慣れと知識が必要です。初心者にはハードルが高いので、最初は素直に記事数を増やすことを意識した方が良いですね。
少なくとも「書くべきロングテールキーワードがもうない!」となるまでは更新を続けましょう。
STEP5:マネタイズの仕組みを設置する
マネタイズの戦略が大事
記事数がある程度溜まってくると、徐々にGoogle検索でのアクセスが集まるようになります。僕の経験則ですが、6ヶ月更新をして50記事ほどがたまると大体1日200PVくらいのアクセスが見込めるようになります。
アクセスが集まってきたら、マネタイズの戦略も考えていきましょう。
アドセンス収入より商品セールスを主軸にする
特化ブログの場合、アドセンス広告による収入を狙うよりも商品セールスを主軸にマネタイズを狙う方が上手くいく場合が多いです。
理由は繰り返しお伝えしている通り、特化ブログにくる読者層はニーズが濃い場合が多いから。明確に解決したい問題があるからこそGoogle検索で調べてブログを訪問するので、検索キーワードに合わせた商品をセールスする方が効率が良いです。
アドセンス広告よりも商品セールスする方が、PV単価を高めやすいですね。
アフィリエイトor自社商品の販売がおすすめ
商品セールスは他社の商品をアフィリエイトするか、自社商品を販売するかのどちらかのパターンに分かれます。
例えば「肌荒れ改善」についての特化ブログを書いてその読者に商品をセールスするなら、美容クリームをAmazonや楽天ショップを紹介してアフィリエイトしたり、肌荒れ改善のノウハウをまとめて有料note化して販売する、などの方法があります。
ランディングページ(LP)を導入するとより効率UP
ランディングページ(LP)とは商品コンテンツの販売ページやメルマガ会員を増やすための誘導ページのことで、ニーズが濃い特化ブログとの相性が良いです。
LPの書き方についてはこちらのnoteで詳しく解説していますので参考にしてください。
【参考ページ:売れるランディングページの作り方】
https://note.com/shiderow12/n/n1e7f5bd75746
特化ブログで収益化しやすいテーマの傾向
特化ブログで収益化しやすいテーマには以下の①〜③の傾向があります。特化ブログの立ち上げの参考にしてください。
①スキルの習得に関連するテーマ
英会話、語学、料理、資格取得、コミュニケーション、ビジネス、など
②読者のゴールが明確なテーマ
恋愛(結婚する・彼女を作る)、地方移住、家を買う建てる、受験に合格する、など
③中長期的にニーズが変化しないテーマ
①②の中でも特に中長期的にニーズが変化しないテーマは、アクセスが安定しており特化ブログに向いています。
例えば「花粉症対策ブログ」は季節によってアクセスの増減がありますが、「アレルギー対策」でカテゴリを分ければハウスダストや食品アレルギーなど、常に一定数のアクセスを見込めるネタを記事にすることができます。
特化ブログに向かないテーマ
「そもそも需要がないテーマ」は特化ブログに向きません。例えば自分で書いた小説を紹介するブログや、自分が運営しているバンドの曲を紹介するブログ、などです。
そういったコンテンツはGoogleで指名検索(名前を直接検索される)ようになるまで時間がかかるので、SNSなどを活用してフォロワーを増やしたり、雑記ブログでブランドを作る戦略が向いていますね。
特化ブログについてまとめ
特化ブログの特徴をまとめてみましょう。
・専門性が高い分、記事クオリティを高くする必要がある
・文字数は上位表示されるトップ3のサイト以上にまとめる
・記事数は10記事ほどでも収益化可能
・脱初心者をしたいブロガー向け
・SEOとセールスライティングの知識が必要
いかがでしたか?
特化ブログ作りは奥が深いです。この記事だけでは語りきれなかったノウハウもたくさんあるので、それらはまた別の記事で紹介していこうと思います。更新情報はヒガログのトップページに表示されますのでぜひチェックしてください。
本記事があなただけの特化ブログづくりの役に立つことを願っています。
東出タロウ
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